妻夫木聡 柴咲コウ他
上映時間:160分
評価:落第(秀逸・上級佳作・佳作・凡作・落第の5段階)
ジャンル:アクション?
はあ~。
期待してたのに、つまらんかったな~。
良かったのは「ミスチルの主題歌だけ」という感じです。
まったくおすすめしません。
私が見ていた劇場でも、最後のスタッフロールが流れた
瞬間に席を立つ人が多いこと。
中途半端なんですよね、なにもかもが。
アクション映画にするならアクション映画にする。
実の父親によって妖怪に体の48箇所を売られた絶望にのたうちまわる百鬼丸が、
どろろによって心を取り戻していく心情描写を重視するならそれにこだわる。
どっちもやろうとして、どっちも失敗していると思います。
それに、百鬼丸の絶望感や厳しい運命に立ち向かう悲壮感が表現されてないし、
どろろの両親の仇が百鬼丸の父親だという運命のいたずらに、
二人がどう折り合いをつけていくかという過程も感情移入できなかったし。
音楽の使い方もへたくそですね。
自分の体の一部を奪っている妖怪と百鬼丸の戦いだけを何戦か
連続してダイジェストのように連ねているシーンがありますが、
バックに流れる曲がなぜかフラメンコ風の音楽。
ぜんぜん合っていない。
「ジョーズ」の音楽の使い方を見習うといい。
申し訳ないけど、手塚治虫さんの名前を
こんな形で世界23カ国に流さないでほしいと思います。
1 件のコメント:
株も映画も興味があるので、おもしろいです。
映画のレビュー、評価は参考にさせていただきますね!
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