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基本・長期投資。インカムゲイン狙い。 投資歴は浅いが欲は深い!? 今のところ映画代をまかなえています。

2007年2月2日金曜日

(投資)お金は増えるところに置いておくもの その2 貸株金利

前回は「証券会社に開いた総合口座にお金をいれておくだけ」
という運用方法について書きました。

今回は、保有株式を貸し出すことで金利がもらえるという
「貸株金利」
についてです。
私が利用しているのはマネックス証券が提供している
サービスで、現在の金利は年率0.5%です
(3月末まで。それ以降の金利は随時決定)

この方法も、決してリスクがないわけではありません。
保有株式を貸し出しているのですから戻ってこない
可能性もあります。個人株主に人気の株主優待も、
株を貸したままだと権利が取れません。配当金もしかりです。
配当や優待の権利を取りたければ、権利落ち日には
株を貸し出さないようにしないといけないなど、
注意すべきことがあります。
詳しく証券会社等のサイトをご覧の上、自己責任でお願いします。

さて、堅苦しいことはこのぐらいにして。
この貸株金利というサービス、マネックス以外では
松井証券も扱っているみたいですね。
SBIイー・トレード証券も3月から参入するそうです。

これ、結構使えるんですよ。
買ったときの値段よりべらぼうに値下がりして
半値以下になってしまった銘柄があったとしますよね。

こんな売るに売れない塩漬け銘柄からでも、
少しだけれど収益が発生するので、心おきなく(?)
塩漬けにしておけます。

そんな銘柄はたいてい業績も悪くて、挙句は配当も
なかったりするので、ただ塩漬けにしておくより貸し出して
金利を少しでももらったほうが良いでしょう?
というわけで。

あと、2009年には株券の電子化制度がスタートするので、
手元に紙の株券を持っていても(俗に言う「タンス株」ですね)
なんにもならない時代が来ます。
株式の権利を保持するためには証券会社に口座を開いて
預け入れを行わないといけなくなるとあって、
証券会社同士の「タンス株」争奪戦が今後、本格化します。

ひょっとしたら、この「貸株サービス」を扱う証券会社は
今後広がっていくかもしれませんね。

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