井ノ原快彦、岡本綾、清木場俊介 他
上映時間:110分
評価:凡作(秀逸・上級佳作・佳作・凡作・落第の5段階)
ジャンル:ヒューマンドラマ
土曜日の昼下がりにたまに放送されるやさし~い感じの
ドラマを映画にした、っていう感じがしました。
でも、これって映画にする必要ってあるのかなあ?
原作はドラマの脚本で有名な岡田惠和さんだし、
二時間ドラマにでもすればよかったんじゃないかな。
上映時間もCMをはさめばだいたい
2時間ドラマの枠でおさまるぐらいだし。
ストーリーは非常にたんたんと進んでいき、
ほとんど緩急がない。
ピアノを基調としたゆったりまったりの
音楽がずっと流れていたから、余計にそう感じる。
急展開とかどんでん返しなんていらない内容だけど、
三角関係にある幼なじみの男女3人の、
友情と恋の間で揺れる心の動きをもっと
丁寧に描くことは必要なんじゃないか。
その部分までたんたんと描きすぎで、お互いがお互いを
想う気持ちがいまいち伝わってこなかったですね。
あとは、同じ脚本家が書いた映画に
「いま、会いにゆきます」があって、
最新作がこの時期に封切りになるのもめぐり合わせかな。
というのは、「いま、会いにゆきます」の共演がきっかけで
結婚した中村獅堂と竹内結子。離婚がいよいよ秒読みかと
スポーツ新聞紙上を騒がしているこの時期、その離婚騒動の
きっかけになった女優が岡本綾で、それがヒロインの映画が
封切られているというのもなんというか・・・
そのことも頭にあって、映画の中に入りきれなかったのかも。
やっぱ、芸能情報やゴシップはあんまり知らないほうが
純粋に映画を楽しめそうです。
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